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STEP 8.引き渡し・入居について

新築物件の内覧会と入居説明会

新築の住まいでは、完成前に購入するケースが少なくありません。どんなふうに出来上がったか、確認するのが内覧会。マンションの入居説明と合わせて、気をつけたい点などをご紹介しましょう。

内覧会の意味と重要性

内覧会は新築物件の施工がほとんど終わった段階で、買主に物件をお披露目する機会です。新築マンションの多くや一戸建て住宅の一部では、物件が建つ前に売買契約などを済ませてしまうことがあります。図面などで何度も説明を受けているものの、実際にどんな住まいになるのか、初めて体感できるのが内覧会です。

「ステキ……」と感動しておしまい、という人も多いのですが、内覧会には新築物件をチェックする機会、という重要な意味があります。引っ越してから不具合に気づいてガッカリ、とならないよう、物件の出来映えをしっかり確認しましょう。

気になるところを指摘しておくと、引き渡しまでの間に直してもらえます。

チェックしたいポイント

内覧会でのチェックポイントは、主に「契約通りの内容に仕上がっているか」「施工に不具合はないか」「気になるキズや汚れはないか」という3点です。具体的には、下記のようなところに着目してみてください。

【広さ高さなどは図面通りか】
部屋の寸法、天井高、梁(はり)の出っ張り具合など、図面通りかどうか実際に測ってみます。収納やコンセントの位置なども要確認です。

【施工の不具合】
垂直、水平であるべき面が、キッチリ施工されているか確認します。床の傾きなどは、しっかりチェックしたいですね。コンクリートのでこぼこやひび、クロスのはがれ、継ぎ目の浮き上がりなども要チェック。施工は手作業なので、気になる不具合が見つかることもあります。

【可動部・開口部】
ドアや窓、襖(ふすま)など、動かせるところはすべて動かしてみて、きしみやガタつきがないか、チェックします。また、開口部はすべて開けてみて、天井裏や床下も調べてみてください。配管の配置に問題がないか、ゴミが落ちていたり、水がたまったりしていないか、要チェックです。

【キズや汚れ】
施工途中で、部材がぶつかってキズができたり、へこんだりしていることがあります。また、ペンキや接着剤などによる汚れも確認しましょう。

入居説明会ではどんなことをするの?

マンションでは、入居の2~3カ月前に入居説明会が行われます。入居までのスケジュールや管理についての説明などが行われる他、ほとんどの物件では、オプションの打ち合わせ、住宅ローンの本申し込みなども、この機会に行うよう設定されています。

また、利用する駐輪場・駐車場の区画や、引越し日もこの時に決められます。希望する区画が重なっていたり、引越し希望日が集中していたりする場合には、抽選が行われます。

相談コーナーが設けられていることもありますから、わからないことや不安に思うことがある時には、遠慮せずに利用するとよいでしょう。
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