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STEP 8.引き渡し・入居について

引き渡しから入居まで

重要事項説明が終わり売買契約を結んだら、いよいよ物件の引き渡しですね。ここでは引き渡しから入居までの流れを確認していきましょう。

引き渡し日には何が行われる?

売買契約が完了したら、売主、買主間で引き渡し日を決めます。物件の引き渡しは、残代金の精算(住宅ローン利用の場合、融資実行)、諸費用の精算、不動産登記が行われた上で実施されますので、金融機関、司法書士との日程調整も必要になります。
多くの場合同じ日に行われ、たいていは不動産会社が段取りを調整してくれます。

残代金の支払い(融資実行)が行われたら、直後に司法書士が法務局へ行き不動産登記を行います。それと同時にようやく新居の鍵を受け取り、物件が引き渡されます。どの書類手続きよりも、この鍵を受け取る瞬間に、「住まいを手に入れた」と実感できるのではないでしょうか。

※関連ページ:
申し込みから融資実行までの流れ
物件の最終確認と残代金・諸費用の精算について
不動産登記手続きについて

実際に入居するまで

【賃貸住宅の解約申し込み】
旧居が賃貸住宅の場合には、解約の申し込みを行います。退去日から1カ月以上前に退去の意思を伝えなければなりません。通常、新居の入居日が確定してから退去日を決めることになります。そうしないと、もしも入居日が退去日よりも後ろになってしまった場合に、その期間住む家がなくなってしまいますから。家賃は1カ月単位で支払っていますが、退去に際し半端な日数が生じたときには、日割り計算での支払いになります。できるだけ支払いが少なくて済むように、日程を調整したいものですね。必要な書類手続きもあるので、管理会社や大家などに速やかに連絡を入れましょう。

【入居日の確定と引越しの手配】
物件が引き渡されたら入居日=引越し日を決めます。新築マンションでは、一斉に多くの入居者が引っ越します。ですので、エレベーターの優先使用や事故のない円滑な入居を促すために、あらかじめ売主や販売会社側で住戸ごとに引越し日と時間を割り振っておきます。
それに合わせて引越し会社を手配したり、自分で運べるものは運んでおきます。

※「引越し」関連ページ(「借りたい人の部屋探しマニュアル」参照):
引越し会社の選び方
事前の購入・搬入で引越し直後から快適生活
引越しの準備と当日の流れ

物件引き渡し時の注意

もしも引き渡し日が予定よりも遅延したら大変です。例えば、新築住宅の場合、何らかの理由で建築工事が遅れ、完成(竣工)期日が延びてしまうことがあるかもしれません。中古住宅の場合は、もともと住んでいた売主の退去が遅れた、などということも起こり得ます。

数日の遅れでも、買主側にしてみれば旧宅の引き払いや新居への搬入・入居に大きな影響が出てしまいます。せっかくの新居購入でつまずきたくはないですから、工事の進捗や前入居者の退去予定などは、安心できるまで小まめに確認しましょう。

万が一、引き渡しが遅延して、その遅れにより本来無用の費用が発生した場合は、その分を補償してもらうなどの対応策も検討しなければなりません。不安なことや聞き忘れたかなと思うことがあれば、「うるさがられるかな…」などと遠慮せずに不動産会社の担当者に尋ねてみましょう。
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