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STEP 5.住みたい物件を探す

希望条件を整理しよう

住まいのことやお金のことがある程度分かったら、いよいよ物件探しです。予算の範囲でどんな住まいを探すのか、具体的な条件を整理していきましょう。

住まいに求める条件を挙げてみよう

折り込みチラシやインターネットの物件情報などを見ていると、「あんな家がいいな」「いやいやこんな家も……」と希望がふくらんでくるものですよね。住み心地が良く、後々も家族みんなで大満足の暮らしが送れる物件を探すために、まずは住まいに求める条件をできるだけたくさん挙げてみましょう。

一般的には、「駅近や通勤に便利な立地」「日照や採光」「家族に合う部屋数」などを重視する人が多めです。その他にも、住戸の面積や、ショッピングセンターなど生活に便利な施設が近くにあること、セキュリティーが充実していることなど、住み心地に影響する条件は数多くあります。

子供がいる家庭では、静かな環境や通学に便利な立地などを重視する人もいるでしょう。後で「こんな条件も欲しかった」とならないよう、まずは家族みんなで話し合って、できるだけ多くの条件を挙げてみることをおすすめします。

条件の考え方

条件を考えるときには、「変えられるもの」と「変えられないもの」を選別しましょう。例えば立地や周辺環境、土地の広さ、マンションの専有面積、マンションのエントランスや廊下など共用施設については、変えることができません。

一方、間取りや設備などは、後から変更可能な場合もあります。新築マンションでも、ある程度の時期までなら、収納や部屋数を増やすなど、間取りを選べる「セレクトプラン」を採用している物件もあるので、住みたいエリアにそういう物件が出ていないかを探してみてもいいと思います。

また、条件を考えるときには、現在だけでなく将来的な変化も予測しておくことが大切です。家族が増えれば、部屋数が必要になるでしょうし、永住を考えるならバリアフリー化も視野に入れておきたいところです。先々までを見越して条件を考えておくと、満足度の高い暮らしを長く営むことができます。

優先順位をつけよう

あれもこれも、と条件を並べていくと、すべてを満たす物件はなかなか見つかりません。「Aの物件はここがいいけど、Bの物件はこっちの条件に合っているし……」など、迷い始めると決めることが難しくなってしまいます。

ですから限られた予算の中で、満足度の高い住まいを見つけるためには、条件を整理していくことが大切です。家族みんなで出し合った条件を「絶対に必要」「できれば欲しい」「妥協できる」という三つのカテゴリーに分けてみましょう。

例えば、「通勤時間1時間以内」や「カウンターキッチン」などは「絶対必要」、「LDK15帖以上」や「ウォークインクローゼット」などは「できれば欲しい」、「駅徒歩5分以内」や「家庭菜園ができる広い庭」などは「妥協できる」といった具合です。

その上で、物件を探す時には、絶対に必要な条件を満たしているものの中から、「できれば……」の条件を多く満たしているもの、さらに「妥協できる」を満たしているもの、と段階を踏んで選んでいくと、家族のニーズに合う物件をしっかり選ぶことができます。
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