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STEP 2.希望条件を固める

間取りの見方を知ろう

面積が同じでも、「居心地がいいな」と感じる住まいと、「ちょっと合わないな」と感じる住まいがあります。違いのもとは間取りです。自分の暮らし方に合った間取りを選べるよう、まずはその見方を知っておきましょう。

「K、DK、LDK」ってなに?

物件情報を見ると必ず出てくるのが、「1K」や「2LDK」といった間取りの表記です。このうち頭についている「1」や「2」といった数字は部屋の数を表し、アルファベットはそれぞれ「K=キッチン」「D=ダイニング」「L=リビング」を表します。

つまり「1K」はキッチンの他にもう1部屋ある間取り、「2LDK」はリビング、ダイニング、キッチンが一体化した広いスペースに加えて2部屋がある間取りということ。

キッチンとつながるスペースが少し広めにとってある場合に、これを「DK」と呼ぶのか「LDK」と呼ぶのかは、広さを基準に決められています。

キッチンスペースも含めて6帖以上あるとDK、8帖以上あればLDKと呼ばれます(アットホームでは、1部屋タイプではDK=4.5帖以上・LDK=8帖以上、2部屋以上の間取りではDK=6帖以上・LDK=10帖以上と規定しています)。

ところで、間取り図にある「○帖(畳)」ですが、これは畳の枚数に換算して部屋の広さを表しています。

(公社)首都圏不動産公正取引協議会では1帖あたり「1.62㎡以上」という基準を設けています。不動産広告では概ね1.62㎡~1.65㎡で換算されていることが多いようです。

ただし、畳には「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」など、サイズの違うものが複数あるので、同じ帖数でも部屋の広さが異なる場合があります。これは地域文化の違いなどから生まれたもので、どれが正しいというものではありません。

間取りによって暮らしは違う?

間取りは暮らしにどんなふうに影響するのでしょう? まずは動線。これは住戸内の利便性・快適さを左右するので、暮らしの中での自分の動きをイメージしながら見ましょう。寝る場所、くつろぐ場所、仕事(勉強)する場所などと、浴室・洗面、トイレといった毎日頻繁に行き来する場所、キッチン・洗濯機置き場といった家事動線のつながりを考えるといいでしょう。

採光や開放感も間取りによって違ってきます。開口部の広さや窓の向き、居室同士のつながり具合によっては、陽光が部屋の奥まで届くこともあります。同時に窓が大きく明るい部屋は開放的に感じるものです。

また、「開放感」という点では、同じ広さの物件でも天井の高さや柱・梁(はり)の出具合で大きく違いがあります。これは間取り図ではわからないことが多いので、内見時や不動産会社に確認しましょう。

間取り選びは生活をイメージして

部屋数の違いはもちろん、キッチンが独立したタイプ、続き間タイプ、振分けタイプなど、間取りは多種多様です。自分のライフスタイルに合った間取りをうまく選べれば、新居での暮らしはきっと便利で快適なものになります。

選択の鍵になるのは、具体的な生活のイメージ。「これは!」と思える物件が見つかったら、その間取りでどんなふうに暮らすのか、想像してみましょう。

その際にはまず、持ち物の分量や、家具、家電のサイズを測っておくのがおすすめ。間取り図の中にそれらを置いてみてください。
その上で、朝起きてから夜眠るまでの生活をイメージしてみると、自分に合う間取りかどうか、判断しやすくなります。

さらにもう一つ、生活をイメージするときには季節ごとの違いも考えてみましょう。例えば開口部が広くて窓が多い間取りは、明るくてよいのですが、方位によっては「真夏は暑く真冬は寒い」という場合もあります。
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