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STEP 6.住まいを決める

候補物件を絞ろう

条件に合う物件をいくつか内見してみて、気に入った物件があったら、いよいよどれを選ぶか一つに決めることになります。魅力的な物件がたくさんある時には、選ぶ手順を整理しておくと、あまり迷わずに済みます。

決めるまでの流れをおさらい

これまでご紹介してきましたが、理想の住まいを探すまでの道のりは、なかなか大変です。

「予算を決める」→「立地を決める」→「間取りや築年数、構造、設備などについての条件を決める」→「条件に合う物件を探す」→「不動産会社を訪ねる」→「いくつかを選んで内見する」といったステップを踏んで、ようやく「一つに決める」段階に到着します。

ところがここでちょっと困った問題が……。内見した中に魅力的な物件がいくつもあって、「どれを選べばいいのかわからない!」ということが起きたらどうしましょう? しかもそれは、珍しいことではないのです。

では、一つを選ぶにはどうしたらいいのでしょう……?

迷わない決め方

内見後に残った候補から一つに絞ることは、かなり難しい作業です。

ライフスタイルや通勤・通学の便などに照らして選んだ候補ですから、ほとんどの物件が自分にとって大切な条件を満たしています。想定していなかった魅力や難点が内見時に見つからない限り、その中から一つを選ぶのは結構大変です。

条件に合う物件が複数あるなら、条件に合わないものはそれ以上見ない、というのも必要かもしれません。5件程度候補があれば、一旦は十分です。

少し待てば新たな物件情報が出てくるので、「もっといいのがあるかも」という気持ちもわかりますが、それでは引越しの時期が遅れてしましますし、それなりに気に入った候補物件があったとしたら、他の人が先に申し込んでしまうかもしれません。

後々迷わないためには、内見時にできるだけ写真やメモなどの記録を取ることをおすすめします。一日にいくつもの物件を見た場合などは、記憶が混乱してしまうこともありますから。

写真やメモがあれば、それぞれの物件のことを後でしっかり思い出して、冷静な状態で判断することができます。

それでも迷ってしまった時には

自分なりに絞ったけれど、それでもいくつかの候補の中からどれを選べばよいのかわからない……。そんな時には、そもそも何のためにどんな住まいを探していたのか、基本を思い出してみましょう。

例えば「通勤が便利になるように」ということが一番の目的だったのなら、駅からやや遠いが環境のいい物件ではなく、少し雑然とした環境にあるものの通勤の便がいい駅前のマンションを選ぶ、といったチョイスを改めてすることができます。

もう一つ、少し意外かもしれませんが、「なんとなく合う」というフィーリングを基準にしてみるのも、実は悪くない選び方です。

「住み心地がいい!」というのは、感覚のものですから、最初から雰囲気が自分に合うと感じられる部屋では、快適に暮らせることも多いようです。

第二候補まで決めておく

ようやく一つに決めて、いざ申込み! となるわけですが、不動産会社に連絡してみると、タッチの差で他の人が先に申し込んでしまったと、いうことも。そうなったときに、「これだ」という候補がその物件一つだと、また探し直しということになってしまうので、「ダメだったらこれで」という第二候補を選んでおくようにしましょう。
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