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STEP 1.物件の種類を知る・選ぶ

マンションと一戸建て どちらを選ぶ?

「新しい住まいを!」と考え始めた時、最初に迷うのが、マンションか一戸建てかという選択です。それぞれに特長があるので、自分の暮らし方と照らしてしっかり把握した上で検討したいですね。

欲しい「住み心地」を確認してみよう

【立地】
用途地域による高さ制限や、地価の関係で、マンションは都心や駅前に近い便利な立地に建つことが多いです。さらに、土地代を区分所有者(住戸数)で共同負担するため、一戸建てに比べて低予算で都心へのアクセスがよい物件を購入できる、という利点があります。一方、一戸建ては、一棟につき土地代と建物代が丸々必要なので、地価が低い郊外に建てられるケースが多めです。そのため、自然豊かな場所や静かな住環境でゆったり暮らせるというメリットがあります。

【快適性・セキュリティー】
豪華なエントランスやセキュリティーシステムなど、設備面ではマンションに一日の長あり、と感じる人が多いようです。特にセキュリティー面では、エントランスのテレビモニター付きインターホンや、防犯カメラが設置されている物件、管理人や警備員が常駐しているものなどもあります。「ドアをロックするだけで出かけられる」というのは、マンションならではの利点でしょう。
これに対して一戸建てには、「生活音が気にならない」「プライバシーが保ちやすい」という特長があります。窓が多く設けられるので、風通しがよいのも利点でしょう。また、庭付きの物件では、「ガーデニングを楽しめる」「ペットと暮らしやすい」といったメリットも。

【間取り】
マンションの間取りは、居室、廊下、水回り、収納などが効率的に設計されているので、動線が短く家事効率が高いのが特長です。

【車を利用するなら】
マンションでは、たいていはセキュリティー設備がしっかりした敷地内にあるので、防犯面で安心。ただ、駐車場まで距離がある場合があるかも。一方、一戸建てなら玄関のすぐ近くに車が止められるので、とても便利です。カーポート付きなら、雨の日や重い荷物がある時などは、かなり大きなメリットと感じられるでしょう。

購入後のことも考えた金銭比較を

単純に同じ広さ、同じ立地で購入費用を比較すると、土地代を一世帯で賄う一戸建ての方が、一般的には高めになります。

ただ、一戸建てではマンションに必要な管理費、修繕積立金などがかかりません。その分、掃除や補修は自分で行うことになりますが、自分だけの判断で、必要と感じる範囲や程度だけにとどめることができますから、きちんと計画すれば経済的な負担を調節できます。

また、駐車スペースを設けた一戸建て住宅なら、駐車場代の負担がありません。

できるだけ将来の姿を考えた選択を

マンションと一戸建て住宅の特長を見てきましたが、合うのはどちらでしょうか? 

まず、今の自分のライフスタイルや家族のニーズを踏まえて、それに合う方を選ぶことになりますが、さらに進んで、将来的なことを考えてみることをおすすめします。例えば、先々子供の進学によっては、駅まで遠いと通学が大変になってしまいますし、家族数が増減した場合にどうするかも考えておく必要がありそうです。

最近では、子育ての時期には郊外の一戸建てに暮らし、子供が独立してからは夫婦二人で便利な立地にある都心近くのマンションに住み替える、という選択をする人も増えています。

また、一戸建てでは二世帯住宅に建て替えたり、リフォームしたりすることも可能です。このように、できるだけ将来の姿を考えて物件を選ぶと、後々の満足度が高そうです。
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