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STEP 2.購入予算を考える

ライフプランを立ててみよう

住まい購入の資金計画を立てる際には、まずライフプランを立ててみましょう。人生全般を見越した収支の計画があれば、将来的にも安心して住宅ローンを支払っていくことができます。

住宅購入資金とライフプラン

ライフプランは、「どんなふうに人生を送りたいか」「そのためにはいつ、どのくらいのお金がかかるのか」という予定と計画です。

お金がすべて、というわけではありませんが、快適に健全に暮らしていくためには、やっぱりそれなりの資金が必要ですよね。そんな生活資金を無理に削ることなく、住宅ローンを支払うにはどうすればいいのか……資金計画のもとになるのが、ライフプランなのです。

ライフプランが必要なのは、住宅ローンを支払い終わるまでには多くの場合、20年以上もの長い年月がかかるためです。その間には大きなライフイベントが起きて急な出費が必要になることもあるでしょうし、家族が増減したり、収入や支出が大きく変わったりすることもあります。また、その間には、住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済なども重要な検討事項になります。

あらかじめライフプランを立てておけば、そういった出来事や変化を織り込んだ資金計画が作れるので、将来的にも無理なく住宅ローンを支払っていくことが可能です。

ライフプランの立て方

住宅購入資金について考えるためのライフプランですが、住宅ローンが完済する時期を超えて、老後まで考えておくとより安心です。出産や子供の進学、転職、資格取得など、教育や仕事の状況の他、車の買い換えや海外旅行など、家計の収支に影響がありそうなイベントを洗い出して、年表にしてみましょう。

特に「人生の3大資金」と呼ばれる「住宅資金」「教育資金」「老後資金」について、しっかり考えてみると大きな漏れを防げます。住宅資金では、住宅取得の大まかな予定を立て、それまでに頭金などの初期費用をためることを考えます。

住宅購入の時期は、子供の成長期に重なることが多いですから、教育資金については、子供が進学するタイミングをきちんと把握して予算を組みます。公立か私立かの選択によっても額がかなり違ってくるので、そういったことも家族で話し合っておきましょう。

収入面では、昇進や転職といった変化の他に、共働きの家庭では、妻の仕事予定についても考えておくとよいでしょう。出産の予定などがあれば、その前後では仕事をすることが難しくなるので、一家の収入が減るなど家計の事情が変わってきます。

退職金と老後について考える

3大資金の三つ目、老後資金については、会社員など多くの人が退職金を大きな柱と考えています。一方、ローンの支払いがそれまでに終わらない場合は、退職金での精算を予定する人も多いようです。

「人生最後の大きな収入」といえるこの退職金ですが、定年まで勤め上げた場合に、どれくらいの額になるか、その額を知っている人は意外に少ないようです。

近年では、退職してから年金をもらえるまでの間、生活費を賄う資金を用意しておきたい、という声も高くなっています。老後の資金計画を組む時には、退職金の額を試算し、いつ退職するつもりなのか、ライフプランを立てておくと安心です。
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