新築マンション・分譲マンション(一年以上の未入居マンション含む)、新築タウンハウス・分譲タウンハウス(一年以上の未入居タウンハウス含む)が公開されています。

住みタイム 神奈川県川崎市川崎区

住みタイム
神奈川県川崎市川崎区

JR川崎駅から東側、東京湾に向かって広がった地形の神奈川県川崎市川崎区は、神奈川県川崎市で唯一、海に面している区。臨海部には巨大な工場が立ち並び、川崎駅周辺は古くから商業地区として栄え、川崎大師周辺は観光業が盛んと、エリアによってまるで違う顏を見せます。北は多摩川を挟んで東京都大田区と、南は神奈川県横浜市と隣接しながらも、神奈川県川崎市川崎区には商工業が揃っていたためか、独自の文化が形成されているようです。

京浜工業地帯に属し、海側には重工業の工場が建ち並び、JR川崎駅や京急川崎駅周辺には大型の商業施設と戦後間もなくから続く商店街。職と商が揃っていた神奈川県川崎市川崎区には、昔から多くの人々が集まってきました。長きに渡り形成された街の魅力を見に行ってみましょう。
※掲載している情報は、2021年7月9日時点の情報です。

Morning

五感で感じる
さわやかな朝の訪れ

神奈川県内でも屈指のターミナル駅、川崎駅の朝は多くの人々が行き交い、慌ただしい様子。でも、その川崎駅から徒歩10分も歩けば、落ち着きと清々しさを手に入れられる場所があります。

神奈川県川崎市ではじめて誕生した都市計画公園の「富士見公園」です。かつては西の空に遠く富士山が望めたことからこの付近は「富士見」と名付けられたそう。園内には、市民広場や子ども広場、テニスコートに加え、弓道場や相撲場といった珍しい施設があり、常に多くの人でにぎわっています。さらに、「はぐくみの里」と呼ばれるコミュニティガーデンでは、田んぼや畑、フラワーガーデンやハーブ園で有機栽培が行われています。夏の緑の香りを胸一杯に吸い込めば、ぼんやりしていた頭もすっきりとリフレッシュ。都会の真ん中で植物を育て、成長を見守る——。そんな贅沢で豊かな時間は日々の糧になってくれそうです。地域の人々は誰でも参加自由になっており、ガーデンづくりを通したコミュニティづくりにも役立っています。

街がすっかり目を覚ましたところで、地元ではお大師様と呼ばれ親しまれている「川崎大師」へ向かいましょう。

京急川崎駅から大師線に乗車。ほどなくすると、多摩川沿いにタワーマンションが見えてきます。美空ひばりのヒット曲「港町十三番地」の舞台にもなった港町です。ちなみに、港町駅の駅メロディには同曲が使用されています。大きな「味の素川崎工場」のある鈴木町を過ぎれば、川崎大師駅に到着です。駅を降りると、レトロな雰囲気の喫茶店やごりやく通りという名の商店街があり、川崎駅前の繁華街とはまったく違った、どこかのんびりとした雰囲気を醸し出しています。

川崎大師駅から歩くこと10分弱。久寿餅で有名な「住吉」や、情緒たっぷりの手焼きせんべい専門店、「雷神堂」を過ぎると、立派な赤い門が見えてきます。ここをくぐれば、川崎大師門前の仲見世通り。両脇に店舗が建ち並ぶ参道の先には、どっしりとした川崎大師の山門が待ち構えています。参道に足を踏み入れると、「トントントトトン」とリズミカルな音が響き渡り、縁日にでも来たかのようです。これが、川崎大師仲見世の名物、飴切り。木のまな板に乗せられた柔らかいさらし飴が、大きな包丁でテンポよく刻まれていきます。熟練の職人技は、ほれぼれとする美しさで思わず見とれてしまうほど。仲見世には同じような飴屋さんが多く見られます。それは厄除け大師として有名な川崎大師と関係があるとのこと。“飴を切る=厄を切る”という意味が込められているのだそうです。ほかに、ずっしりとして弾力のある板状の久寿餅や、定番の赤はもちろんカラフルな種類が揃うだるまも名物。老舗の専門店が多く、のんびり眺めながら歩いているだけでも面白いです。

その仲見世の突き当たりに位置する川崎大師は、1128(大治3)年に開創された歴史深い寺院。厄除けのお大師様として、全国的にも有名です。毎年、正月の三が日には300万人もの参拝者が訪れ、仲見世通りの端から端までを人が埋め尽くすほど。威風堂々とした山門をくぐると、広々とした境内にまず驚かされます。正面に見える大本堂が圧倒的な存在感を放つ一方で、池にかかるやすらぎ橋の朱色と木々の緑、その向こうにそびえ立つ八角五重塔の朱色と青空が美しいコントラストを見せ、まるで絵画を眺めているような穏やかな気持ちに。やすらぎ橋を渡ったところに座する釈迦如来像のお顔も、よりやさしく感じられます。広い境内にはほかにも見どころがたくさん。薬師殿では、参拝の際に、写経や彩色仏画(仏さまのぬりえ)もできます。隅々まで見て歩いているだけでも、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

9:00

  • 富士見公園
  • 富士見公園
富士見公園
神奈川県川崎市川崎区富士見1・2丁目他

10:00

  • 川崎大師仲見世通り
  • 川崎大師仲見世通り
川崎大師仲見世通り
神奈川県川崎市川崎区大師町

11:00

  • 川崎大師
  • 川崎大師
川崎大師
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
大本堂開扉時間:平常時(2月1日~12月30日)は、4月~9月5:30~18:00、10月~3月6:00~17:30 ※毎月21日は5:30~17:30、毎月20日は21:00まで開扉
Daytime

誰もやっていないことをやる
文化の始まりが起こる街

もう少し和の雰囲気を味わってみましょう。近代的な商業施設が目立つ川崎駅東口ですが、歩いてわずか5分ほどのところに、日本の伝統文化を体験できる施設があります。

一流の演者の能楽を鑑賞できる「川崎能楽堂」です。1986年から行われている川崎市定期能は、入場料が手頃なこともあり、気軽に能に親しめる場として人気を博しています。また、邦楽を中心とした稽古や発表の場としても利用でき、初めての人でも気軽に参加できる能楽教室も開催。日本の歴史や伝統文化を継承していくために一役買っています。大都会の喧噪のすぐそばで、静かに厳かに流れる時を感じることができるというのは、なかなか貴重な体験。街中にあふれている最新の流行に触れるよりも刺激的かもしれません。

文化の発展に貢献した施設といえば、1988年にオープンした「CLUB CITTA'」も日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。大型のホールでオールスタンディングライブを行った先駆けともいえる存在で、過去の出演者にはそうそうたる顔ぶれが名を連ねています。CLUB CITTA'の成功を受けて、東京の大型ホールでもオールスタンディングを取り入れたところが増えたそうです。現在は、ライブ公演だけでなく、ファッションショーや演劇に至るまで、さまざまなイベントが開催されています。

そのCLUB CITTA'を含む複合商業施「LA CITTADELLA」は、いまや川崎駅東口の顏です。チネチッタ通りと名付けられた道を進むと、まるで外国のような街並みが現れます。黄色い土壁の建物に、石畳の小道、周囲を階段で囲まれた噴水…。イタリアの丘の上の街をモチーフにつくられたLA CITTADELLAは、首都圏最大級のシネコンCINECITTA’やショップ&レストランから、美容、保育施設までが集まり、まるでひとつの街を形作っているよう。ヨーロッパに来たようなロマンチックな雰囲気が、ちょっとした非日常を味わわせてくれるのです。

チネチッタ通りと新川通りを挟んで反対側に目をやると、カラフルなアーチの商店街が目に入ります。第二次世界大戦後、荒廃した焼け野原を復興しようと立ち上がった商店街、「銀柳街」です。入り口のアーチをはじめ、アーケードの天井部分に、カラフルなステンドグラスがはめ込まれ、昼間はやわらかい光を道に落とします。ファッションやグルメ、アミューズメントスポットなど、多くの店舗が軒を連ねる商店街は、昔から地元の人々のメインストリート。近代的な商業施設も魅力的ですが、昔ながらの雰囲気も落ち着きます。

13:00

  • 川崎能楽堂
  • 川崎能楽堂
川崎能楽堂
神奈川県川崎市川崎区日進町1-37

15:30

  • LA CITTADELLA
  • LA CITTADELLA
LA CITTADELLA
神奈川県川崎市川崎区小川町4-1
営業時間:施設によって異なる
定休日:無休

16:30

  • 銀柳街
  • 銀柳街
銀柳街
Night

日常と非日常を行き来できる夜
新しいリフレッシュ法をみつけた

銀柳街を抜けると、京急川崎駅付近に出ます。少し早いですが、近くに行ってみたかったお店があるので、そこで早めの夕飯をいただくことに。

繁華街から一本入った静かな路地にそのお店はあります。本場の四川料理がいただけると評判の「松の樹」。テレビ番組で“川崎の巨匠”として紹介されたこともあるお店です。頼んだのは、熱々の土鍋焼き麻婆豆腐。四川料理といえばこれでしょう。ふたを開けると一気に湯気が立ち上り、ジュージューとおいしそうな音が響きます。熱々のまま口に運び、慎重に味わいます。途端に、ぶわーっと広がる山椒の風味。辛さと甘み、旨みが噛む度に口の中で複雑に混じり合います。箸が止まらないクセになる味、これぞ“辛うま”です。山椒の刺激がほどよく、苦手な人でもクセが気にならないと思います。これがスパイスにこだわり、四川省から取り寄せているという山椒のなせる技なのかもしれません。焼き麻婆豆腐ならではの香ばしさも食欲を駆り立て、額にうっすら汗をかきながら、白いご飯がとまりません。同じく人気メニューだという担々麺もごまの風味が抜群。一見すると辛そうですが、スープは濃厚でどこか上品ささえ感じさせます。

すっかりお腹いっぱいになったところで、次なるお目当てへ向かいましょう。早めの夕食は実はこのためだったのでした。

京浜工業地帯に属する神奈川県川崎市川崎区の臨海部は、多数の工場が密集。夜になるとさまざまな明かりが灯り、まるでアニメの中の世界のような光景を作り出します。要塞のような工場に、ゆらゆらとゆれる水蒸気や、フレアスタックと呼ばれる煙突の先から立ち上がる炎…。それらがまばゆい光に照らされ、幻想的な雰囲気です。ここの工場夜景は、全国的にも注目されており、日本11大工場夜景のひとつに数えられています。2010年からはバスや屋形船による夜景ツアーも定期的に運行。神奈川県川崎市川崎区が率先して工場夜景の魅力を全国に紹介し、観光化してきました。日本の高度経済成長を支えてきた工場たちの勇姿は、圧倒されるものがあります。非日常的なパノラマを前に、テンションの高まりをおさえられません。

歴史も工業も商業も文化も…あらゆることを自分たちの手でつくってきた神奈川県川崎市川崎区。独自の文化圏が形成されているように思うのは、職も商も住も揃っていたからなのでしょう。この先、神奈川県川崎市川崎区がまだほかのエリアでやっていないことを生み出す日が楽しみです。

17:30

  • 中国四川料理 松の樹
  • 中国四川料理 松の樹
中国四川料理 松の樹
神奈川県川崎市川崎区宮本町6-11
営業時間:火~日11:00~15:00(LO 14:30)、17:00~20:00(LO 19:30)
定休日:月(祝日の場合は翌日休)

18:30

  • 川崎工場夜景
  • 川崎工場夜景
川崎工場夜景
Information

神奈川県川崎市川崎区の暮らし情報

交通
東京と横浜以南を結ぶ東海道本線に、神奈川県川崎市を貫くように走る南武線などのJR線、京急線本線と大師線が走り、東西南北へもスムーズに移動できます。第一京浜や産業道路、東京湾アクアラインの浮島JCTもあり、車での移動も便利。また、多摩川対岸に羽田空港があり、空の便も利用しやすいです。
買い物・散歩
JR川崎駅直結の「川崎アトレ」をはじめ、地下街の「川崎アゼリア」、駅前の「川崎DICE」など大型商業施設が建ち並ぶ一方で、「銀柳街」など古くからの商店街も点在。臨海部へ近づくと、「コストコ川崎倉庫店」や「スポーツDEPO川崎店」といった大型店もあります。定番の散歩スポットである多摩川沿いのほか、人工海浜(かわさきの浜)を有した「東扇島東公園」など、臨海部の海と空と緑を満喫できる公園も人気です。
医療・健康
神奈川県川崎市には川崎市医師会による川崎市救急医療情報センターがあり、緊急の病気やけがに対応してくれます。大型の総合病院、川崎市立川崎病院は、災害拠点病院に指定され、医療救護体制の充実強化を図っています。
子育て・教育
神奈川県川崎市では、学識経験者、子ども・子育て支援関係の事業の従事者、子育て中の保護者等からなる川崎市子ども・子育て会議を設置し、地域の子どもや子育て家庭の実情を踏まえた施策を推進しています。神奈川県川崎市川崎区では区内9カ所に地域子育て支援センターを設置。親子で遊んだり、イベントに参加できたりする施設になっています。
コミュニティ
区民の、区民による、区民のためのまちづくり組織である川崎区まちづくりクラブや、区民の参加と協働で地域が抱える課題の解決や地域特性を生かした取り組みを実施する地域課題対応事業を推進しています。神奈川県川崎市川崎区の半分強が企業用地として利用されている川崎ならではの施策として、企業・市民・行政の三者が連携し、交流の場づくりに取り組んでいます。
イベント・行事
金山神社で毎年4月の第1日曜に行われる、かなまら祭りは、外国人にも人気で多くの人が訪れます。10月最終土・日曜に行われるカワサキハロウィンは、日本最大規模のハロウィンイベントで全国的にも有名です。そのほか、川崎大師風鈴市といった夏の風物詩などのイベントも行われています。

アットホーム 新築マンションの住みタイム 神奈川県川崎市川崎区のページです。神奈川県川崎市川崎区の街を網羅した豊富な街情報をビジュアル重視のページでわかりやすくご紹介します。アットホーム 新築マンションでは、ひとり暮らしやDINKS向けのコンパクトマンションからファミリーにおすすめな大規模マンション、おしゃれな高級マンション、タワー・低層マンションなど幅広い物件情報を掲載しています。神奈川県川崎市川崎区で人気の新築分譲マンションをお探しの方は、こまめに物件の情報をチェックすることをおすすめいたします。新しいマンションの情報をいち早く受け取りたい方は、新着お知らせメールをご登録ください。アットホーム 新築マンションはあなたの物件探しをサポートいたします。

このページの一番上へ